078-367-6880 事前にご連絡頂ければ時間外も対応いたします。
お気軽にお問合せください。
営業時間
9:00~17:00

妻が浮気相手に妊娠させられた場合

  1. みなと元町法律事務所 弁護士山口達也 >
  2. 離婚に関する記事一覧 >
  3. 妻が浮気相手に妊娠させられた場合

妻が浮気相手に妊娠させられた場合

■妻が浮気相手との子を妊娠した
妻が浮気していただけでなく、浮気相手の子どもを妊娠してしまった場合、夫はどのような対応をすればよいのでしょうか。浮気されていたという事実だけでも、相当のショックや悲しみ、怒りといった感情に襲われることとなるでしょう。それに加えて浮気相手の子どもを妊娠したとなれば、さらに精神的に辛く、決して冷静でいられる状況ではないと思います。

しかし、感情にまかせるのではなく、できるだけ落ち着いた対応をして、何をどうするべきか話し合い、決めていく必要があります。ここでは、妻が浮気相手に妊娠させられた場合に、夫は法的にいかなる手段をとることができるのかについて、詳しく解説していきます。

●妻が浮気相手に妊娠させられた場合の対応について
まず考えられることとしては、離婚をするのか否かという問題が挙げられます。離婚をするのであれば、当然離婚の手続きを進めなくてはなりません。また、精神的な損害を被っていますから、妻とその浮気相手に対して慰謝料請求をすることも考えられます。さらに、夫婦間に子どもがいる場合には、離婚した後の親権をどうするのかについても話し合い、決めておく必要があるでしょう。妻と浮気相手との間の子どもについては、嫡出否認という手続きを行う必要が出てきます。

一方、妻の浮気については許し、そのまま婚姻関係を継続する場合、すなわち離婚しない場合については、当然離婚の手続きは不要になります。しかし、妻が妊娠した浮気相手との子どもについての対応を考える必要があります。まずは出産するのか、人工妊娠中絶を行うのかという問題もあります。浮気相手に生まれた子を引き取ってもらうという選択肢もないわけではないですが、現実的には困難であるといえるでしょう。
出産する場合には、その子の「法律上の」父親をどうするのかという点も考えなくてはいけません。つまり、夫が父親となるか、浮気相手に認知してもらうことで浮気相手を法律上の父親とするのかということです。また、浮気相手に対し、精神的な損害を被ったとして慰謝料請求をすることができます。

みなと元町法律事務所 弁護士山口達也は、浮気や離婚といった法律問題に対し、確かな知識と経験から解決策を導きます。浮気されて対応に困っている方、慰謝料請求についてご不明な点がある方等、お困りの際には当事務所までお気軽にご相談ください。

みなと元町法律事務所 弁護士山口達也が提供する基礎知識

  • 調停離婚

    調停離婚

    調停離婚とは、当事者の申し立てにより、家庭裁判所の調停によって離婚を成立させる方法です。 たとえ離婚...

  • 労働災害

    労働災害

    ■労災とは 労働災害とは業務上の負傷・疾病・障害または死亡のことです。業務と傷病との間に相当因果関係が...

  • 労働問題でお悩みの使用者(経営者)の方へ

    労働問題でお悩みの使用者(経営者)の方へ

    ■労働問題のリスク 会社と社員との間でトラブルが発生すると労働審判や裁判、ストライキなど労働組合による...

  • 神戸市の離婚相談は弁護士山口達也にお任せください

    神戸市の離婚相談は弁護士山口達也にお任せください

    離婚に関するお悩みはさまざまなものがあります。夫婦の財産をどのように分けるか、子どもがいる場合、親権を...

  • 離婚後の氏と戸籍

    離婚後の氏と戸籍

    離婚によって氏を改められた方や、お子様をお持ちの方にとって、非常に重要となるのがこの「氏と戸籍」問題で...

  • 協議離婚

    協議離婚

    協議離婚とは、その名の通り、ご夫婦が「協議」つまり話し合いを重ねた上で、双方の合意をもって離婚を成立さ...

  • 面会交流権

    面会交流権

    親権を取得した親御さんにとって、離婚の際の気になる問題は「養育費」や「お子様の戸籍」に関するものでしょ...

  • 慰謝料(不貞行為など)

    慰謝料(不貞行為など)

    離婚の際、とりわけ問題になりやすいのが「慰謝料」をめぐる争いです。 「慰謝料」とは、離婚に至った理由、...

  • 相続人の調査・戸籍収集

    相続人の調査・戸籍収集

    相続において、相続人調査は極めて重要な手続きです。 相続人が確定していなければ、相続人間の話し合いで遺...

よく検索されるキーワード

ページトップへ